川越ハイキングクラブ・ビスターリ

生藤山(990m)

 

生藤山山頂にて

 

2022年4月2日(土曜日)    天 気:晴れ                     参加者:11名

交 通:

【往】JR川越駅6:24発→的場駅6:31→拝島駅7:14着(ホリデー快速あきがわ1号)7:30                           発→武蔵五日市駅7:55着 西東京バス8:10発(急行数馬行)→上川乗バス停                               8:42着

【復】和田バス停(県立陣馬自然公園センター)15:42発→藤野駅15:55着 16:06発                            →高尾駅16:32着 16:34発→八王子駅16:39着 16:47発→川越駅18:06着

コースタイム:

上川乗バス停8:45 (トイレ・体操)8:58スタート⇒浅間峠10:20⇒熊倉山11:27⇒軍刀利                 神社元社11:50⇒三国山12:09⇒生藤山12:18(写真を撮って直ぐ下山)⇒三国山ランチタ                イム12:25~13:00⇒甘草水13:22⇒鎌沢休憩所14:10~30⇒和田バス停15:31着

費 用:交通費:2,989円

 

                                                    << 感想・コメント >>

武蔵五日市駅のバス停にはすでに大勢の登山客が並んでいた。遠藤リーダーは西東京バスの案内人に団体なので臨時便を出してもらえるか交渉してくれた。お陰で全員座っての出発ができた。車窓からは民家の庭先に満開の桜や花桃のあでやかなピンクで春爛漫を楽しめ目の保養となる。遠くの山々の中腹にも優しいピンクの色合いの桜の存在が目立っていて楽しませてくれる。上川乗バス停で下車。トイレ・体操を済ませ出発。登山口の所に「アズマイチゲ」と「ネコノメソウ」が咲いていた。ジグザグに山道がなっていて急な登りもなく浅間峠に着く。東屋が有りの笹尾根のメインストリートだ。ここからは展望の良い尾根歩きとなるが、残念なことに遠くはガスがかかって富士山は見えない。小さなピークをいくつも超えて熊倉山に着きほっとする。次のピーク(970m)は「軍茶利山」の標識があって驚く。その次のピークは「軍刀利神社元社」の神社がありまた驚く。お腹がすいた頃に三国山に着くが取り敢えず生藤山へ行って戻ってからランチタイムとのこと。生藤山へ着くと狭い山頂なので集合写真を撮るなり下山して三国山でお昼となった。風もなく日差しも柔らかく景色も楽しめて春の暖かさを感じた。三国山からの道には大木の桜の木が両サイドに並んでいるのだが「近年テングス病という菌にむしばまれ花が咲かない状態です」と看板に書かれていた。太くて見事な老木揃いだがなんとなく哀れを感じた。少し下って「甘草水」へ寄ってみるが、時々思い出したように一滴一滴と落ちる。後はバスの時間を考えながらゆっくり下り登里の「鎌沢休憩所」で里山の春を満喫して車道を和田バス停まで歩いた。        記録担当  T.A aki

 

浅間峠に咲いていた毒草「ハシリドコロ」(撮影 T.A aki)

 

いくつものピークを越え熊倉山に着きました(撮影 T.A aki)

 

◎ 新年度初の会山行は、ぽかぽか陽気とはいかないものの、風も無く快晴に恵まれました。上  川乗から登って浅間峠から生藤山を目指し、和田バス停に下りるコースは関東ふれあいの道だけに登山等は整備が行き届きとても歩きやすく、芽吹き始めた草木から季節の移ろいを楽しめました。リーダーのY.Eヘラブナさんはバスの時刻を気にしながら時間配分に気を使い大変だったと思います。色々とお世話いただきありがとうございました。 K.H 岳

◎ 上川乗バス停から車道を10分ほど歩き路肩の駐車場脇から急登の登山道が始まっていた。ここから浅間峠までゆっくり歩いて1時間半だ。陽射しの入らない檜の林の中に早朝の冷え切った空気が溜まり、時折その空気が押し出され汗ばんできた顔にあたると一瞬で体全体が冷え切ってしまいそうだった。浅間峠からの笹尾根はゆったりとした道幅がしばらくの間続き、道の両側には葉を落したままの大小の落葉樹が立ち並んでいた。春の芽吹きにはまだ遠く、木々の幹や枝の間からは春霞の中でぼやけた稜線の富士山を見通すことができた。所々に溶け切らずに落ち葉の上に残った雪を見ながら、また霜柱に覆われた急登では滑りそうになりながら、いくつかのピークを過ぎて熊倉山、三国山から生藤山へと歩き通して行った。三寒四温の季節は過ぎ、確実に春は訪れているはずなのに、奥多摩の山中には冬のなごりがしつこく居座っているようだった。                                                                                                                                          I.Y いわな

軍刀利神社元社の由来を熱心に読んでいるI.Y いわなさん(撮影 T.A aki)

 

三国山でランチタイム (撮影 Y.T sora)

 

◎ 武蔵五日市駅前のバス停はいつもより人が少なくコロナウイルス感染の影響でしょうか。川上乗のバス停を下車したのは当グループと小学3年生くらいの男の子とその父親で楽しそうに登山口に向い、私たちも準備体操後に出発。登山道は雪もなく浅間峠に着き、昨年2月に笹尾根ハイクの下見に行った時は浅間峠より下山したコースを今日は登りとなった。熊倉山を過ぎて、いくつかのアップダウンがあって生藤山山頂に着き、昼食は三国山の広い所で桜は咲いていないが日差しの中で気持ち良いランチタイムでした。由緒ある清水「甘草水」は枯れていた。登里集落はお茶畑があり桜も満開、鎌沢休憩所からは生藤山の稜線や陣馬山が見えていた、しかし「白馬の石像」は見えなかった登山道には雪もなく楽しい会山行でした。 S.K 邦

◎ 生藤山、地図でみると隣の山は陣馬山。行きは五日市線で帰りは中央線。何か不思議な気がします。生藤山の桜にはまだ早かったのですが、車窓から十分桜を堪能。2日前に降雪があり、軽アイゼン持参の連絡。山の天気は、平地と違うことを実感。歩行に影響はありませんでしたが、一部に残雪あり。昼近くでも霜柱がりました。地図の見方も少し慣れてきて、地形を予測する新しい山の楽しみ方も。(まだまだですけど)最初と所々の急坂を除けば、のんびりと尾根歩きを楽しみました。一番きつかったのは、最後の舗装路の坂道・・・。皆様の山名と知識の広さには、毎回感心させられます。 C.Y ちゅん

さぁ 下山へ出発! (撮影 T.A aki)

 

春の訪れ、下山途中で (撮影 Y.T sora)

 

◎ 生藤山はこの時期桜の名勝地としても有名で以前から登りたい山であった。上川乗バス停から車道を歩き登山口に入る、浅間峠2.5キロと書かれた道標に目をやり、先頭を行くリーダーのペースに合わせゆっくりと歩く。風もなく木々の隙間から差し込む光が春を感じさせる。道も歩きやすく高度を稼ぎながら浅間峠に到着。東屋もある広場では地図を見ながら周辺の山談議が始まり笹尾根、浅間尾根などを確認しつつ熊倉山目指し出発した。葉っぱが落ちた樹幹の間からは大岳山、御前山の存在感が目を引いた。熊倉山には浅間峠から1時間ほどで到着、小休止し三国山経由生藤山へ、途中軍刀利神社に手を合わせ由来を確認し生藤山にお昼過ぎに到着。記念写真を撮り三国山のベンチで昼食をとった。ハイカーも少なくのんびりとした時間が流れた。名残惜しくもいよいよ下山、薄雲と淡い山容にポツンポツンと桜が咲き誇り春の緩い空気が一面覆っているかのようだ。久しぶりの楽しい山歩きを仲間たちと満喫した。 Y.T sora

◎ 上川乗の登山口からの山道は少し湿り気を帯び、木々には若葉が芽を出し、杉の林に朝日の木洩れ日が射して春の訪れをつげている。浅間峠の尾根に出ると開けた場所に東屋とベンチ、大きな古木に小さな祠、古き時の趣が漂っていた。三国山、生藤山と雲が出て富士山は見えず。以前来た時はハイカーで賑わっていた三国山山頂も今は静かで寂しさを感じるほど、佐野川峠から先は急な斜面を降りて集落に出る。山には桜、里にはコブシの花が咲き茶畑が斜面を彩る。“ にほんの里100選 ”にある、この佐野川地区は一見の価値があったとおもう。自然の満喫と運動不足の解消ができ、何よりも山歩きの楽しさを実感した一日でした。 Y.Eヘラブナ

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