川越ハイキングクラブ・ビスターリ

鷹ノ巣山(1,737m)

鷹ノ巣山山頂にて(撮影 Y.T sora)

2023年7月29日(土曜日)      天 気:晴れ         参加者:6名

交 通:

         【往】JR 川越駅 5:16 発→6:12 拝島着 6:18 発→6:36 青梅着 6:40 発→奥多摩駅        7:17 着 西東京バス7:56→8:30峰谷(みねだに)バス停

         【復】倉戸口バス停16:41→17:00奥多摩駅17:10→17:45青梅17:49→18:07拝島
                   18:31 →19:33川越駅

 

コースタイム:

     峰谷バス停8:30トイレ8:45⇒奥(集落)登山口9:45⇒浅間神社10:05⇒水場11:55⇒避難
               小屋12:05(昼食)12:35⇒鷹ノ巣山13:00(休)13:15⇒縦走路分岐13:30
            (榧ノ木尾根コース)
⇒榧ノ木山
14:10(休)14:20⇒倉戸山15:00(休)15:20⇒
               倉戸口バス停16:20

費 用:1,166円+728円+438円+1,166円=3,498円

 

<<感想・コメント>>

 下界は最高気温35度以上の猛暑であるが、山行前に参加メンバーの体調を確認し、鷹ノ巣山は標高1、737mの高山で、ほとんどが樹林帯の中を歩き、熱中症対策としてはこまめな水分補給、塩分チャージ(飴、梅干し)、糖分摂取をメンバーにお願いした。バスは定刻通り峰谷に到着しトイレを済ませ出発した。休憩をこまめに取り、歩くペースもゆっくりと、メンバーの歩行ペース、顔色に気を配り、会話も交え峰谷から1時間20分かけて浅間神社に着いた。本殿に手を合わせ無事下山する迄の安全を祈願した。ここから山頂まで標高差700m余り、本格的登りになり急坂が続く。やがて緩やかな登りになり、道の両側にシイタケが広く栽培されていて、地元の収入源として大切に育てられていた。避難小屋に向かう途中地図に出ていた水場をみつけ、大汗をかいた身にこの冷たい水を何度も顔に浴びせ、ごくごくと手で掬いながら飲んだ。山の神様が良くここまで登ってきたと、頑張ったご褒美を頂いた気持になり、有難さと自然の恵みに感謝の言葉もないほどうれしかった。

 

避難小屋手前200mにある水場

鷹ノ巣山避難小屋の前で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小屋前の道標/左雲取山、右鷹ノ巣山

登山届を投函(奥多摩駅構内で)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

程なく稜線の避難小屋に到着し、山頂迄すぐであるが、木に覆われたこの場所でお昼にした。ここは石尾根縦走路の上で、左に行くと雲取山方面で、雲取山頂まで歩いて3時間で着くぐらいの位置にいると思うと8月の雲取山登山が楽しみだ。この辺りマルバダケフミの花が咲いていた。石尾根でよく見かける背の高い花である。30分昼休憩を取りいよいよ鷹ノ巣山山頂に向け出発し25分で山頂に立った。山頂は南側が大きく開け雄大な景色を見ることが出来た。ハイカーの方に写真のシャッターをお願いし、全員の記念写真を納めることが出来た。景色を十分堪能し下山開始した。計画通り榧ノ木尾根コースを下っていくが、尾根が幅広く登山道が落ち葉に隠れたりしてルートファインディングが難しく何度か軌道修正する場面があった。榧ノ木山から倉戸山にかけての道には、道迷い防止のロープが所々張られていて、ヤマップの投稿を見ても「道迷いに注意」の警告が出てくる。樹林帯のロングコースなので陽の短い季節は暗くなるのが早く避けた方が良いと感じた。山頂から3時間で順調にゴールの倉戸口バス停に到着した。今回、標高差1,100m、歩行距離13.9㎞、歩行時間8時間の登山で達成感、充実感が得られた山歩きだった。鷹ノ巣山は単にトレーニング目的だけでは申し訳ないほど、地図読みの大切さ、夏の水場の有難さ、なにより厳しい山だからこそメンバーの気持ちが一つになり、山での信頼関係が醸成されたことを学んだ山歩きでした。                    Y.T sora

マルバダケフミの花/鷹ノ巣山付近

平坦な倉戸山山頂にて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真は全てY.T sora)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください