子ノ権現にて (撮影 Y.T sora)
年月日:2023年5月5日(金曜日) 天 気:晴れ 参加者:8名
交 通: 【往】JR川越駅6:59 → 7:25東飯能駅 徒歩10分 国際興業バス飯能駅7:47 → 8:31小殿 バス停 【復】西吾野駅14:31 → 14:56東飯能駅15:21 → 15:53JR川越駅 コースタイム: 小殿バス停8:35ストレッチ、トイレ8:55 ⇒ 竹寺9:50(休)10:05 ⇒ 豆口峠10:35 ⇒ 愛宕 山11:20(昼食)12:05 ⇒ 子の山/子ノ権現12:15(休憩・トイレ)12:35 ⇒ 天寺一二丁目石 13:20⇒イモリ山13:40 ⇒ 森坂峠14:10 ⇒ 30分 ⇒ 西吾野駅14:30 費 用:1,158円+700円=1,858円
<<感想・コメント>>
◎ 新型コロナの感染も一定の収束を見せゴールデンウイーク後半になり、観光地や人気の山への混雑が予想される中、奥武蔵の静かなる山を求め子ノ山に足を運んだ。今日のコースは竹寺と子ノ権現の健康パワースポット巡りができるので楽しみである。小殿登山口には竹寺参りの杖が常時おかれていて借りることが出来る。急な道を登ること1時間で竹寺に到着した。竹寺は八王寺とも言い牛頭天王の神様を祭り神仏習合の痕跡が残るお寺で、医者のいない時代信仰だけが頼りで、このお寺では薬草を袋に入れ参拝者に配ったと由来に出ていた。当時は健康祈願を求め多くの参拝者で賑わったと思われる。豆口峠には倒れ掛かった社を発見、傍に「神送り場」と書かれた説明板があり、それによると流行病がはやると村人たちが鐘や太鼓を叩きながら峠へと駆け登り頂上で疫病神を追い払ったとある。いかに山奥で医療が発達していない時代では神や仏に救いを求めていたか実感できた。豆口峠をたち子ノ権現に近づくと子ノ権現は右への道標を左に少し歩くと展望台があり、見事な山並みが眺められた。ここで昼食タイムを取った。景色を眺めながら我々だけの時間が流れていく。山の良さはこんなところにあると思った。子ノ権現は足腰の神様が祀られ、足腰守護の信仰があり此処も健康にまつわるお寺だ。足腰を使う登山ではここにお参りする意義は大きい。しっかりと手を合わせお参りし、鐘撞堂のある奥の院へ向かう階段を登る。着いたところが子ノ山である。ここからも東京方面の景色が良く眺められる。神仏習合の跡が色濃く残る2つのお寺から健康パワーをもらい、イモリ山経由西吾野へと下山した。 Y.T sora
ガクウツギの花 / 竹寺付近(撮影 Y.T sora)
イモリ山手前の尾根にて(撮影 S.Y John)
イモリ山山頂にて(撮影 S.Y John)