川越ハイキングクラブ・ビスターリ

サルギ尾根~御岳山

上高岩山手前の見晴らし台より(撮影 M.M ocarina)

 

2024年5月29日(水曜日)     天 気:雨のち曇りのち晴れ     参加者:5名
交 通:
   【往】JR川越駅6:26→7:14拝島7:17→7:39武蔵五日市(西東京バス・上養沢行き)
      8:17→8:44大岳鍾乳洞入口
   【復】御岳ケーブル駅15:42→15:48滝本(バス)16:02→16:10御嶽16:26→16:45
      青梅16:49→17:06拝島17:10→17:59川越駅
コース:
    大岳鍾乳洞入口バス停8:45⇒神社裏の登山道入り口(雨具を着る)9:05⇒9:45
    大名子ノ頭(雨具を脱ぐ)10:05⇒11:00高岩山11:20⇒11:50展望台(昼食)
    12:20⇒12:35上高岩山⇒12:50芥場峠⇒13:20綾広の滝13:30⇒14:17七代の滝
    14:25⇒14:55
長尾平展望台15:05⇒15:40御嶽山駅(御岳山ケーブルカー)

費 用:
   (交通費)JR858+990、 西東京バス580、ケーブルカー600、バス340  合計3,368円

 

〈〈   感想・コメント   〉〉

 

武蔵五日市から西東京バスに乗り込むと、平日の薄曇りという事もあり、乗客は私達以外は数名しかいなかった。途中から、ポツポツと雨が窓ガラスにあたり、目的地のバス停に着いた時はしっかりと本降りの雨になっていた。バス停そばの養沢神社に急いで移動して、軒をお借りして雨具を着ることにした。支度が出来ると、さぁ出発!最初からなかなかの急こう配の山道だ。雨でしっとり濡れた根っこと岩に足を取られないように注意して歩く。およそ1時間で300m登ったところが最初のピーク大名子ノ頭でひと休み。ここで、雨も小降りになったので雨具を脱ぐことにした。脱いだ背中から湯気が立ち上り、皆「あ~すっきりした!」ここからは、サルギ尾根という多少のアップダウンはあるものの歩きやすい道になる。ガクウツギの白い可憐な花やヤマツツジの朱色の花が雨に濡れた新緑の中に際立って見える。湿った地面からはギンリョウソウを見つけることが出来た。
上高岩山手前に立派な見晴らし台があり時間も丁度良かったので昼食を取ることに。ここで作戦を練り直し、大岳山までは行かずに芥場峠で御岳山方面へ行くことにした。綾広ノ滝からロックガーデンを通り、新緑と水辺のダブル癒し効果で疲れてきた脚にエネルギーが貰えた気がした。天狗岩から七代の滝に行くのに急な鉄階段を幾つも下って100mほど下り、滝を見学した。そこからは下ってしまったので予想通り、七代の滝から長尾平展望台まではひたすら階段上りだった。それもちょっと高めの段差で足に負担がかかり攣らないと良いな~と念じながら30分登った。でも到着した長尾平からの眺めは青空も澄み切って素晴らしく、近くの山々の緑がとてもきれいで、疲れが吹き飛んだ。記念写真を取り、御岳山駅へ向かい丁度出発するケーブルカーに走り込んで乗り、帰路に着いた。リーダーの天気の読みが当たり最初は降られもしたが、最終目的地の長尾平ではキレイな青空を臨むことが出来て、最高のハイキングとなった。
                              記録係 M.M ocarina

     

           養沢神社をスタート                 芥場峠にて (撮影 2点ともY.T sora)

 

◎武蔵五日市駅からバス停大岳鍾乳洞入口で下車するとムーミンパークを思わせるかわいいトイレがちょこんと立っていました。雨の中、養沢神社横の登山口より高岩山をめざしました。岩場のサルギ尾根あたりでは雨具からも解放されていましたが、なかなかの登りが続き上高岩展望台に到着した時には体力が消耗してしまいました。登山経験の浅い私を気遣ってくださったのか、予定の大岳山を割愛し芥場峠→綾広の滝→七代の滝→長尾平→御岳ケーブル駅のルートで下山しました。陽光に輝く綾広の滝は実に神秘的で感激しました。この滝は御岳神社のみそぎの行事に使われるそうです。また、山の斜面には可憐な白いウツギ(空木)が咲き良い香りを放っていました。あらためて「山っていいなあ」と感じた一日でした。
                                  I.E Freedom

         

  空木の花(撮影 Y.T sora)             綾広ノ滝にて(撮影 M.M ocarina)

 

◎ サルギ尾根は二年前にも登りました。登山口の養沢神社から雨の中レインウエアを着込んでの登降でした。今回も登山口で雨に降られツキのないコースかと悔やみながら進んでいくと次第に雨は止み、汗と濡れた雨具を脱ぐことが出来ほっとしました。高岩山までは所々岩混じりの急な登りで苦戦しました。ここまでくれば次の上高岩山まであと一息です。ウツギの花に癒されやっと展望台に着くと、そこからの絶景に感動しました。後ろを振り返れば大岳山の風格ある山容と正面には関東平野が広がり雨上がりの素晴らしい景色でした。計画では大岳山にも足を延ばす予定でしたが往復2時間の所要ではケーブルカーの最終時間が気になり割愛し、芥場峠からロックガーデンに向かいました。新緑の沢沿いの道を綾広の滝では太陽の光が滝つぼに差し込み、七代の滝では勢いよく滝つぼに落ちる光景に美を感じました。七代の滝からは急な道を長尾平まで歩き、長尾平展望台では眺望をパノラマ写真で切り取りました。雨上がりの景色がこんなに素晴らしいとは、出発時のツキのないコースかと悔やんだ小さな自分が情けなく、自然や山の懐の深さに感服した一日でした。                          Y.T sora

      

 

   

                                                            上左:ロックガーデンで見かけた花
                                                            上右:新緑のロックガーデン
                                                            下左:七代の滝へ向かう急な道
                                                            下右:七代の滝にて (撮影全て Y.T sora)

天気予報では前夜のうちに雨が上がり、今日は曇りから晴れになるとのことでしたが、バスが山に近づいてくるとワイパーが動き始めた。登山口の養沢神社の軒を借りて雨具のフル装備をして 神社裏から尾根を目指す。初めてサルギ尾根を歩いた2022年10月の時と同じ状況だ。
20分も歩かないうちに蒸し暑くなってしまったが雨も止んだので雨具を脱ぎホットした。高岩山までは大きな岩の続く場所が有り慎重に歩く。上高岩山の少し手前には立派の展望台が有り、大岳山・御岳山・日の出山が良く見える。予定とおりに大岳山へ行くと御岳ケーブルの時間が厳しいので 殆どの人が歩いていない七代の滝へ寄るコースに変更し ゆっくりランチタイムを楽しんだ。芥場峠から綾広の滝へ下る。一般ルートなので行きかう人も急に増えてきた。綾広の滝では丁度太陽が差し込んでいて光と水と苔の素晴らしい情景だ。七代の滝までは鉄梯子の下りが続く。綾広の滝より水量は多く、高さもありとてもおごそかな雰囲気だ。ここから長尾平までの登りはかなり辛かった。が、長尾平からの眺めが素晴らしく頑張ったご褒美だと思った。いつの日かロックガーデンから上高岩山へ登り大岳山経由で鋸尾根を下山したいと思った。
                                    T.A  aki

長尾平展望台からの眺望・パノラマ撮影(撮影 Y.T sora)

 

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