川越ハイキングクラブ・ビスターリ

茅ヶ岳 (1,704m)

 

茅ヶ岳頂上にて (撮影 S.Y John)

 

 

年月日:2022年6月18日(土)  天 気:晴れ            参加者:14名

交 通:マイカー利用
【往】ウエスタ川越 6:00 →(圏央道)狭山日高 6:20 →(中央道)八王子JTC → 談合坂                         SA 7:20 (休憩) 韮崎 IC 8:15 → 深田記念公園駐車場着 8:35
【復】深田記念公園駐車場 15:30 → 韮崎IC 15:40 → 釈迦堂SA(休憩)→ 八王子JTC                             →(圏央道)狭山日高IC 17:10 → ウエスタ川越着17:30

コースタイム
           深田記念公園駐車場9:00 ⇒ 分岐(車道)9:20 ⇒ 女岩 10:30 ⇒ 深田久弥終焉碑 11:30 ⇒             茅ヶ岳山頂 11:45(昼食)出発 12:25 ⇒ 千本桜分岐 12:40 ⇒ 林道分岐 14:10 ⇒ 深田記念             公園駐車場着 15:15

費 用:交通費:一人2,970円 (マイカー3台 高速料金(狭山日高IC ⇔ 韮崎IC 往復)・燃料費)

 

<< 感想・コメント >>

梅雨の晴れ間で、深田久弥公園駐車場は満車近い状況でした。登山口過ぎたころらハルゼミの鳴き声と新緑に包まれて気持ちのよい歩きで、ある方が蝉は夏に鳴くのでは・・と不思議そうに言ってました。登山道の大きな岩にハルゼミの脱け殻をみて楽しんでいた。深田久弥終焉の碑がとても立派になって驚いた。(10数年以上は小さい碑でした)山頂からはかすんだ富士山と甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳や北岳が見えていた。また人で賑やかな山頂は久しぶりに見ました。奥秩父連山と違う山容を楽しむことができました。長距離運転をなさった方お疲れ様でした。                                                                                                                            記録担当 S.K 邦

 

 深田久弥公園入口(撮影 S.K 邦)

 

ハルゼミの脱け殻(撮影 S.K 邦)

 

今回初めてのサブリーダーでした。下見はリーダーにお任せしたので私は、テレビで茅が岳の特集番組を見て山をイメージして行きました。頂上は南アルプスや八ヶ岳が見渡せる大パノラマ・・・のはずが、雲で眺望はおあずけでした。そんな中でも、霞んで見えた富士山を見る事ができ心ウキウキしました。下りの後半から先頭を歩きました。道が一本なので、迷う事なく歩けましたが、前に人がいない分ペースが上がり気味になるので注意しました。ゴール付近に深田久弥公園があり、この言葉が・・・<百の頂に百の喜びあり> この日も、山に仲間にたくさんの喜びを貰いました。当日は運転手の方々に、お世話になりました。ありがとうございました。
 H.Y don

茅ヶ岳は、登山家で「日本百名山」を発表した深田久弥氏が亡くなった地であるという事も知らずにいた私でお恥ずかしい限りですが、深田久弥公園の氏直筆の「百の頂に百の喜びあり」の記念碑の文字にとても感銘を受けました。写真に撮ったのでこれからも時々見て、この文字と言葉を味わおうと思いました。きっかけを作ってくれたこの山行に感謝します。また、車を長時間運転してくださったドライバーの方々にも感謝します。 M.M ocarina

  深田久弥終焉の地として知られる茅ヶ岳。例会でのY.Eヘラブナリーダーからの案内や、BS朝日で放送された番組を観て、期待感を抱き当日を迎えた。公園駐車場から山行スタート。TVで観た通り、最初は平たんな緩斜面が続きとても歩きやすい。新緑の中を進むにつれ徐々に傾斜が増し、大小の岩が現れ始める。女岩のポイントを過ぎ暫くすると深田久弥終焉の地の石碑が立っていた。山歴が浅い私には、深田氏と個人的な繋がりは無いが(笑)、登山愛好家にとっては、感慨深い神聖な聖地なのであろう。尊敬の念を込めて合掌。ここからは最後の急登、ゆっくりと1歩1歩、自分のペースで前に前に、上に上に歩みを進める。後方を歩く遠藤リーダーから「あとちょっとだよ!」を励ましの言葉を発してもらう。「あとちょっと」「あと少し」、この言葉は山頂を目指す登山でも、日常の生活の中でも人生のあらゆるシーンで「あとちょっと」「あと少し」が一番辛く大変な時だな! と、そんなことを考えたりする。やがて、樹林帯に囲まれていた視界から大空が開けてくるのを実感し始め、ついに山頂へ立つことが出来た! 山頂からの360度の大展望でも知られる山ではあるが、今日は雲が多く眺望は望めないだろうなぁ、と初めから期待はしていなかったが、いい意味で期待通り眺望はお休みだった。それでも、TVで観た山頂の標識の前で写真撮影し、登頂の証しを残すとともに達成感を味わうことが出来た。「百の頂きに百の喜びあり」、この名文はゲーテの誌からの引用らしいが、登山に限らず人生において、「困難に負けず打ち勝った暁には、その先に栄光が待っているものである。」と勝手に解釈した単純な私である。  K.H 岳

 

賑やかな山頂 (撮影 S.K 邦)

 

深田久弥記念碑(撮影 M.M ocarina)

 

  梅雨の最中、頂上からの展望は望めませんでしたが今回も快適な山行となりました。リ-ダ-のY.Eヘラブナさん、運転していただいたK.H 岳さんT.M meguさんI.Y いわなさんはじめ皆さんお世話になりました。 S.Y John

駐車場脇の濃い紫色に熟した桑の実を一つ口の中に入れて、ゆるやかな登山道を歩き始めた。分岐となっている車道出会いからは徐々に勾配が急になり少しずつ息があがってきた。所々にコアジサイの小さな花の群れが咲き始めていた。目立たない山野草だが、日当たりの良くない薄暗い所でも芳香を漂わせながら佇んでいる姿が印象的だ。新緑の木々が沢沿いの登山道を覆うように続き、その枝々からは春ゼミの大合唱が降り注いでいた。頂上では快晴ではなかったが奥秩父から八ヶ岳、南アルプス、富士山までを広く見渡すことができ、眺望の良さが実感できた。下山途中、午前中は騒動しいくらいだった春ゼミの鳴き声は遠くなり、かわりに澄んだ野鳥のさえずりが響き渡っていた。 I.Y いわな

茅ヶ岳の山容は秀麗で金ヶ岳を含めた独立峰、広大な裾野が広がる。昔から麓に生える茅(ちがや)は生活材(屋根をふく材料)として遣われてきた。また、茅ヶ岳は『日本百名山』著者・深田久弥さんが登山中に急逝した山としても知られている。圏央道で思わぬ渋滞に遭遇し深田記念公園駐車場に少し遅れて到着、既に多くの車が駐まっていて人気の高さが伺えた。登山口から延びる緩やかな広葉樹林帯、春蝉の合唱が微かに聞こえた。小さな鞍部に深田久弥さんの終焉之地があり、この辺りの岩場にイワカガミが多くみられた。山頂からは南アルプス、八ヶ岳は薄っすらと雲間に見える。後ろを振り向くとTさんが「あそこが金峰山の五丈岩その先ギザギザの山が瑞牆山」北に連なる奥秩父の山々も素晴らしい。一瞬、瑞牆山から雲取山まで東西に屛風のように延びる奥秩父主脈縦走路が頭の中をよぎった。防火帯の下り坂には落葉松、ツツジ、楓の緑葉が目に優しく感じられた。中央道の渋滞もさほど遭わずに予定より早く帰宅できました。車両提供者の皆さん、運転お疲れ様でした。 Y.Eヘラブナ

 

茅ヶ岳からの下山道で新緑の防火帯の尾根道(撮影 S.Y John)

 

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