川越ハイキングクラブ・ビスターリ

谷川岳 (オキの耳1,977m)

谷川岳最高峰 オキの耳にて (撮影  Y.T sora)

 

 

年月日:2022年6月23日(木)        天 気:霧雨                         参加者:4名

交 通:マイカー利用(S.T Mzee車)
【往】川越駅西口ロータリー 6:00発 関越道川越IC → 水上IC → 谷川岳ロープウエイ土                         合口駅 8:00着 土合口駅 8:20 → 8:35 ロープウエイ天神平駅
【復】ロープウエイ天神平駅 16:45 → 16:55 ロープウエイ土合口駅(車)関越道水上IC                        17:10 → 18:40川越駅西口ロータリー

コースタイム:
           天神平ロープウエイ駅 8:45 ⇒ 熊穴沢避難小屋 9:45 ⇒ 天狗のたまり場 10:35 ⇒ 天狗の               ザ ンゲ岩 11:20 ⇒ 肩の小屋 11:50 ⇒ トマの耳 12:10 ⇒ オキの耳 12:35 (休憩) 12:50 ⇒               肩の小屋 13:15 (昼食) 13:50 ⇒ 天狗のたまり場 14:35 ⇒ 熊穴沢避難小屋 15:10 ⇒ 天神平             ロープウエイ駅 16:10

費 用:燃料代 2,780円、道路代 5,460円、駐車代 500円 計 8,740円
同乗者負担:一人 2,900円

 

<< 感想・コメント >>

あいにくの霧雨の中、谷川岳をめざし天神平ロープウエイ駅を出発した。天候の状況を見て途中引き返すことも視野に入れての行動となった。登るにつれ霧雨から霧に変わり、風もほとんどなく熊穴沢避難小屋に到着。小屋は土台がコンクリートで建物もしっかりしている。20人は収容できる広さである。小屋を出ていよいよ岩場の登山道が続く。岩は濡れており、乾いていても滑りやすい蛇紋岩で一歩一歩慎重に前進する。登山道の傍らに咲く高山植物が灰色をバックに浮かび上がる様は霧のなす芸術美を感じさせる。清楚に咲く花が心なしか緊張を解きほぐしてくれる。岩場の通過では所々鎖、ロープなど設置され技術的にはそれほど難しくなく、手がかり、足掛かりがあるので、三点確保で慎重に登れば問題はない。天狗のたまり場、天狗のザンゲ岩などその岩に上がると絶景が見えるビューポイントがあり今回は視界ゼロである。肩の小屋近くに来るとまだ残雪がかなりあり、軽アイゼンを装着して急な雪面を上り終え肩の小屋に着きほっとする。昼食前に頂に立とうとトマの耳、オキの耳に向かう。天神平から3時間半かけてメンバー4人が無事山頂に立った。群馬県側の雪渓がうっすら見え谷川岳の迫力を感じた。山頂の空は明るく感じられたがとうとう晴れ間は出なかった。記念写真を撮り、惜しまれつつも肩の小屋へ下った。小屋で各自飲み物を頼み昼食を取り、名残惜しくも天神平へと下山した。下りは特に慎重に、岩場の通過に気を使いながら全員無事天神平に戻ることができた。計画書のタイムより思ったほど時間がかかってしまったが慎重にゆっくり滑らないように歩くことでタイムオーバーは仕方がない。安全第一を優先しての行動を取ったリーダー、サブリーダーに感謝したい。残念ながら全行程霧の中で谷川岳の雄姿を写真に収めることができませんでした。記録担当 Y.T sora

 

トマの耳にて (撮影  Y.T sora)

 

ホソバヒナウスユキソウ (撮影  Y.T sora)
トマの耳とオキの耳の間の岩陰にひっそりと咲いていました

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