川越ハイキングクラブ・ビスターリ

金ヶ岳~大平山(538m)

        藪漕ぎをして大神部山(505m)へ

2021年11月27日(土)     天 気:晴れ時々曇り      参加者:8名

交 通:
【往】東武東上線上福岡駅6:44→6:49川越(乗換快速急行)6:58→7:32小川町(乗換)
7:34→7:53 寄居(乗換秩父線)8:16→8:29野上駅

【復】秩父線波久礼駅13:53→14:05寄居→14:23小川町→14:57川越駅

コースタイム:

野上駅8:45⇒法善寺9:00⇒春日神社(金ケ岳)9:40⇒大神部山10:35⇒大平山
(小林 山)11:10昼食30分⇒小林みかん山(みはらし園)12:15休憩25分⇒13:40
波久礼駅

費 用:1、820円

<<感想・コメント>>

 

野上駅で準備体操をしていると、真正面に今日登る金ヶ岳が見えました。左側がストンと切れて鋭い三角形になっています。目標が見えるとやる気が湧いてきます。今日の山行は地図読み山行でもあるので、皆でコンパスを振って出発です。だいぶコンパスに慣れてきたので、時々確認をしながら進みます。今日は珍しいことが起こりました。一つは藪漕ぎ中に鹿の角が落ちているのをH.M ココさんが発見したことです。立派な角でこれを付けていた牡鹿の大きさが想像されます。もう一つは昼食を取り始めると、さっきまで陽が出ていたのにパラパラとアラレが降ってきたことです。びっくりしましたが、ちょっとロマンチックな風景になりました。その後、小林みかん園に行って、お土産にみかんやゆずをリュックに入る限り買い、お店のご主人にお茶をご馳走になって、波久礼駅に戻ってきました。紅葉の黄色がとても美しく印象的な、楽しい晩秋の山行でした。  記録担当 M.M ocarina

 

      野上駅から見た金ヶ岳(撮影 M.M ocarina)

野上駅から1時間ほどで最初のピーク三等三角点の金ヶ岳に到着した。ここには春日神社の立派な本殿がありこれから向かう先の安全を祈願した。休憩しても谷から吹き上がる風が冷たく、Hさんから差し入れのどら焼きとテルモスのお湯で暖を取りそこそこ出発した。晩秋の静かさを感じながら落ち葉積もる道をサクサクと音を立て次のピーク大平山に歩を進める。尾根を歩くと対面の山にポツンと一本黄葉したイチョウが陽を浴びて輝いていて、この季節しか見ることができない風情を感じた。標高505m大神部山へは藪漕ぎを体験した。リーダーの指示で地形図を確認し方角を外さないよう皆バラバラになって尾根に向かい505m地点を目指した。決められた道を歩くのではなくルートファインディングの良い訓練になった。少しの下りで登山道にぶつかり、植平峠、葉原峠と進み無事大平山に到着。時刻はまだ11時。寒いので少し下った広めの場所で昼食となった。お結びを食べていると空から白いものがチラホラ降ってきた。季節が冬に向かっている様が身近に感じられた。長居はせず波久礼駅に向け下山。途中ミカン園に立ち寄り酸味の利いたミカンを我が家のお土産に買って帰った。晩秋から初冬にかけて、のんびりと静かな時間が流れていった山歩きであった。   Y.T sora

 

太平山をくだり、山道がひらけたところで昼食をとろうと腰を降ろし、木々の間から空を見上げると晴れて暖かそうだった青空はいつの間にか暗くて重いグレーにかわり風も吹きはじめてきた。まるで雪でも降ってきそうな空模様だと思っていると、その冷たい風にのって霰がパラパラパラと降ってきてしまった。峠からの登り道で見つけた五葉アケビのつるにはまだ濃い緑の5枚の葉がしっかりと残っていて、冬の到来を拒んでいるかのようだったが、とうとう冬本番か!枝先にわずかに残っている紅葉もこれから風が吹くたびに地上に降り、山の土に同化していくと徐々に山の色彩が無くなってしまう。林道に出るとほどなく数軒のみかん園があった。麓に広がっていたこのみかん園には数種のみかん以外にゆず、すだち、文旦等の沢山の柑橘類が枝が垂れ下がる様に実っていた。しばらくの間、様々な大きさのみかんや野鳥の餌になっている柿の実や石垣の間から伸びをするように群生している野草の花等に見入っていると、殺風景になりそうだと思った山肌が一面、色んな色彩に彩られている事に気が付いた。I.Yいわな

    大平山近くの紅葉(撮影 T.M アキ)

  みはらし園でお土産を買う(撮影 M.Mocarina)

   T.Mアキさんのお買い物(撮影 M.Mocarina)

      みはらし園で休憩 (撮影 M.M ocarina)

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