破風山山頂にて (撮影 S.Y John)
2021年11月20日(土) 天 気:晴れ 参加者:11名
交 通:
【往】東武東上線川越駅 6:31 → 7:13 小川町 7:23 → 7:39 寄居/秩父鉄道 7:48 → 8:12 皆野駅着 →バスターミナル(皆野町営バス日野沢線)皆野 8:48 → 秩父華厳前 9:15着
【復】皆野駅 15:02 → 15:28 寄居 15:52 → 16:08 小川町 16:15 → 16:58 川越駅着
コースタイム:
秩父華厳前バス停 9:15 ⇒ 華厳の滝 9:25 ⇒ 華厳の滝登山口(ストレッチ・トイレ) 9:40 ⇒ 大前分岐 10:15 ⇒ 天狗山 10:35 ⇒ 大前山 10:50 ⇒ 破風山山頂 11:35(昼食) 12:15 ⇒ 風戸分岐 12:40 ⇒ 前原山 13:45 ⇒ 大渕登山口 14:20 ⇒ 皆野駅 14:35
交通費:プラチナルート乗車券1,900円 + バス代240円 = 2,140円
<< 感想・コメント >>
◎ お得な東武鉄道、秩父鉄道共通一日乗車券「プラチナルート乗車券」を購入して新河岸駅か ら乗車し皆野駅へ、バスターミナルは長蛇の列だが最初に並んでいたのでバスには全員着席 できた。秩父華厳前で下車し秩父華厳の滝を見学した。日光の華厳の滝には及ばないが、周 りの紅葉とマッチし、なかなかの名瀑だった。ストレッチのあと破風山目指し出発する。植 林された登山道を徐々に高度を上げ1時間ほどで天狗山に到着。天狗山を過ぎたあたりから痩 せ尾根の岩稜を歩く。皆野アルプスと称される意味が理解できた。アップダウンが何度も続 き、歩き始めて2時間でようやく破風山山頂に着いた。狭い山頂にはほかのハイカーもいた が、風もなく周囲の景色を眺めながら昼食を取り下山。所々ロープが張られた急な坂道もあ ったがだらだらと長い下りを2時間ほどかけて下山口に到着した。標高600m、歩程も休憩含 め5時間程の楽な山と思っていたが、難易度の比較的高い変化に富んだ山歩きだった。 記録担当 Y.T sora
◎ バスを降りて、スタート地点近くの秩父華厳の滝は、緑、オレンジ、黄、赤と色とりどりの モミジが見ごろを迎え、12メートルの滝とあわせてとても見ごたえがありました。破風山の 標高は626mですが、小さなアップダウンの連続で、岩場やロープも何度もあり、落ちたら命 の保証が無いような、かなりやせた尾根も度々現れたり、緊張感の伴うユニークなコースで した。皆野町観光協会が配布しているハイキングマップを頂いたので、この地図を片手にま た行きたいと思いました。 M.M ocarina
◎ 山登りを始めた頃に登った山で、当時の記憶は消え失せましたが頂上から眺めた両神山や武 甲山でおぼろげに蘇りました。リ-ダ-の遠藤さん、サブリ-ダ-のK.H 岳さん、記録のY.T soraさんはじめ皆さんお世話になりました。お陰様で好天に恵まれ今回も楽しい山行ができ ました。 S.Y John
◎ 朝から雲のない青空でハイキング日和、皆野駅バス停で待っているとき、20人以上の団体が 来てビックリ。秩父華厳の滝では青空と紅葉の下で皆さんイキイキとした笑顔が綺麗でし た。大前山からは両神山が見え、破風山山頂から見える武甲山は正三角形に見え、川越側か らの山容とは違う。破風山を愛する会で作成したと思える標識で「長方形の板に両端に登山 靴が彫られている」数か所にあり、場所によって違う形で面白い。皆野アルプスコースを歩 き、岩場の急登は三点支持を使い、下りは後ろ向きになり岩場から体を少し離し足元が見え るようにする、危険な場所にはロープも張られている。小さい登りや下りの繰り返しもあ り、また林道からは景色も見えてとても良いコースでした。 S.K 邦
◎ 天狗山から始まった細く続く尾根道は岩稜帯の上にあり、途中鎖やロープをたよりに何度も 小さなアップダウンを繰り返し歩き通した。大前山、破風山、男体拝み・・・。細い尾根の 途中に南北に視界が開けた所では思わぬ断崖からの眺望に他の登山客も立ち止まって、真赤 や黄色、朱色に色づいたモミジの小枝越しに透けて見える秩父の街や遥かかなたの山並みに 見入っていた。赤や黄色だけでなく、枝全体や木そのものが濃い緑の葉に包まれたままのモ ミジがあった。この色もおそらくこの季節の彩りなのだろう、緑色が不思議に晩秋の山にも 調和しているように感じられた。もう間もなく、紅葉の木々はすっかり葉を落とし、西日を 受けて枯れ木立の影が長く伸びるようになると、秩父の山々も冬を迎える季節となってしま うのだろう。 I.Y いわな
◎ 日野沢行のバスに大勢の登山者が並び予想外の事態、全員が乗車できた時はただ安堵。バス に乗れずに皆野駅から歩くルートは最終地点、秩父華厳の滝までは厳しかっただけに町営バ スに感謝。登山口の樹林帯過ぎて天狗山~大前山~武蔵展望台に至るまでは変化に富んだ小 ピークの連続、この辺りが皆野アルプスルートの核心部、低山ながらも侮れない場所でし た。山頂は少し雲がかかり眺望がいまひとつながらも陽だまりのランチは気持ちが良かっ た。山頂は数年前に伐採が行われたらしく遠くの雲取山、両神山、二子山などの山が連なる 正面に武甲山、皇鈴、大霧山、堂平山などの山々が見渡せた。晴天と紅葉期で登山者が多か ったが短いルートが複数あるので登山者が分散したのか、おかげで静かな山歩きができた。 モミジ紅葉のピークはもう少し先でしたが紅赤のモミジと緑の色彩が対照的。登山道は落ち 葉で滑りやすく注意が必要ながら、岩稜帯や瘦せ尾根通過など皆さんの安定感と脚力を感じ た山行でした。サブリーダーとプラチナ乗車券に助けられ無事に山行できました。 Y.Eヘラブナ
秩父八景・秩父華厳の滝は紅葉と青空 (撮影 S.K 邦)