川越ハイキングクラブ・ビスターリ

秩父御嶽山(1、080m)

秩父御嶽山にて (撮影 Y.T sora)

 

2021年9月26日(日)       天 気:雨        参加者:3名

交 通::
【往】JR川越駅6:35→7:02東飯能駅 西武秩父線7:21発→8:18西武秩父駅
西武バス 西武秩父駅前8:30→9:09大滝温泉遊湯館
【復】三峰口駅15:25「飯能行き」→16:37東飯能 川越線16:50→17:24川越駅
コースタイム:
大滝温泉9:25⇒普寛神社9:35⇒林道終点10:35⇒杉ノ峠10:40⇒11:00鉄塔838m地点11:00
⇒岩場取付き11;40⇒山頂直下分岐(道標)12:25⇒御嶽山山頂12:30⇒(休憩)12:35⇒
タツミチ13:25⇒鉄塔14:35⇒下山口14:50⇒三峰口駅15:10

交通費:2,734円

 

<<  感想コメント >>

今回の下見山行を総括すると全行程雨そして殆ど休憩なしのハードな登山といってよい。西武秩父駅に着いた時はまだ曇り空であったが、見渡す山並みはガスがかかり雨模様であった。バスが大滝温泉に着くと案の定雨が降っていて、雨具を着込みとりあえず杉ノ峠まで行って見ることにした。杉ノ峠に着くと小止みになり、岩場の手前辺りまで登ることになった。そこからが雨が強くなり、引き返すも中途半端で結局山頂に向かうことにした。鎖とロープのある急な岩場を慎重に通過し、強石分岐までたどり着いた。リーダーのもうすぐ山頂の声に励まされ,立派な祠が目に飛び込んできた。普寛神社奥ノ院がまさに山頂だ。休みもろくに取らず3時間かけ登り切った。達成感と安堵感がどっと溢れ頑張った甲斐があった。相変わらず雨が降る中、祠に手を合わせ三峰口駅へ下山開始。急斜面の痩せ道をぐんぐん下っていく。鉄塔まで来ると雨も小止みになり、視界が開け明るい景色が見渡せた。やっと下山口の贄川宿に到着し、歩ききった安堵感でホット肩の荷を下ろすことができた。   記録担当 Y.T sora

 

 

  杉ノ峠分岐 (撮影 Y.T sora)

 

 

下山口の贄川宿にて (撮影 Y.T sora)

 

緊急事態宣言発令を受け外出自粛の中、2か月ぶりの山行との事で「足腰が弱っているだろうなぁ!」との一抹の不安を抱きながら当日を迎える。家を出たときは曇天だったが、出発地点の大瀧温泉遊湯館に着いたと同時に雨が落ちてくる。レインウェアを纏い降雨の中を歩き始める。少人数での山行、メンバーとの久しぶりの再会もあり終始話題に事欠かない。降り続ける雨と、レインウェアによる蒸れと発汗でシャツはびっしょりだが、蒸し暑くもあり、北風が吹くと寒くもありレイヤリングが難しい。山頂に近づくに連れ、半端ない急登の連続が運動不足の足腰に辛く襲い掛かり、やがて右太ももが攣ってしまったが、休憩、栄養補給、筋肉伸ばし等の処置をしていただき直ぐに回復することが出来た。ようやく山頂に着くも降り続ける雨と寒さで風邪をひきそうなため、鐘を鳴らし、記念撮影後そそくさと撤収。下りの登山道も痩せ尾根の急な下り道や足場の悪いところが多く道幅はとても狭いが、すれ違う登山者は誰一人もいない。ようやく麓まで降りてきたらちょっと惚けた案山子たちが「お疲れ様!」と出迎えてくれた。今回の山行は、運動不足+降雨により自分にとっては結構ハードで修行のようだったが、雨の中の山行はとてもいい経験になった。そして最高に楽しい山行になった。後々忘れられない思い出になることだろう。静寂で神秘的な秩父御嶽山。一人ではまず登ることはない。同行のお二人にただただ感謝である。       K.H 岳

 

 

 

 

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