川越ハイキングクラブ・ビスターリ

燧ヶ岳( 爼 嵓2346m・柴安嵓 2356m)

燧ケ岳山頂(柴安嵓)にて(撮影 K.J OceanBlue)

2021年7月24~25日 (土~日曜日)

天気:1日目曇りのち雨 2日目晴れのち雨のち曇り      参加者:8名

交通:

【往】マイカー利用 ウエスタ川越集合 ウエスタ川越6:55→川越 IC(関越自動車道)→沼田    IC→大清水駐車場 9:20着   (途中赤城高原SAで休憩)

【復】大清水駐車場 18:40→沼田 IC→ウエスタ川越 22:00着
(途中赤城高原SAで休憩・夕食)

コースタイム:
1 日目:大清水駐車場9:50⇒一ノ瀬休憩所10:50~11:20(昼食)⇒三平峠12:35⇒尾瀬沼休憩所13:00~13:15(雨具着用)⇒長蔵小屋13:30

2日目:長蔵小屋5:40⇒登山口分岐6:00⇒ミノブチ岳9:00⇒俎嵓9:38⇒柴安嵓10:18(往路を戻る)⇒爼嵓10:58⇒ミノブチ岳11:30~11:55(昼食)⇒長蔵小屋14:35~14:55(荷物受け取る)⇒三平峠15:50⇒一ノ瀬休憩所17:12⇒大清水駐車場18:25

費用:ドライバー2260円、それ以外の方4270円
その他 長蔵小屋1泊2食付9500円、大清水駐車場代1000円/台 公衆トイレは有料100円

 

<<感想・コメント>>

大清水駐車場に着くとすでに満車なので手前のスペースに停めるように言われ、さすが百名山で人気があるのだなと感心しました。すれ違う人の数も確かに多い気がしました。1日目は長蔵小屋までの移動ですが天気が持ってくれればとの願いも届かず、あと少しの所でザーザー降りに見舞われました。急きょ尾瀬沼休憩所で雨具を着ることになりましたが、お店のお姉さんに感染症対策の為、着替えた人は速やかに出るように促され、あたふたと出発。降りしきる雨を全身で受け止めるも尾瀬沼の景色を見ながら爽やかな気持ちになりました。長蔵小屋に着いてほっと一息。私は初めての山小屋に興味津々。トイレの綺麗さに驚いたり、夕食の豪華さに喜んだり、お風呂でボディーソープを使って髪を洗ったり不自由な面もありますが、それ故に人と人との温もりが伝わりやすいかなと思いました。2日目は打って変わって青空の広がる朝を迎え、いよいよ燧ケ岳に挑戦です。道はぬかるんだ泥と朽ちて滑りやすい木道が続き、慎重に歩を進めます。森林限界を超える頃には足元はゴロゴロとした岩も現れ、呼吸も乱れます。途中途中休憩を入れながら周りを見渡すと澄み切った空に山々が連なり、尾瀬沼、長蔵小屋がぽつんと見えてここまで登ってきたんだ、もう少し頑張れと励ましてくれます。ただこの辺りから私はひどい頭痛と吐き気に悩まされ記録係の仕事もできず、申し訳ございませんでした。何とか俎嵓、柴安嵓と登り切り、記念撮影をして下山。私も昼食後からは元気を取り戻し、H.Y donさんK.H 岳さん主催の“昭和のジュークボックス”に参加しました。時間はかかりましたが、全員無事に下山し、帰路の高速道路も渋滞もなくスムーズに川越に帰ってこれました。この2日間の楽しく有意義な時間を一緒に過ごしてくださったメンバーの方々、ご苦労の多かったリーダー、サブリーダー、ドライバーのお二人に感謝致します。               記録担当 M.M ocarina

 


  アズマシャクナゲと柴安嵓(撮影 T.A aki)

2日とも午前中は晴れ、午後からは夕立という天候ではありましたが、さすがに1700m前後の標高となると街とは違って過ごし易い気候でした。登山途中、見晴らし台の様な場所から見る尾瀬沼、至仏山、奥日光の山々は素晴らしい景色でした。俎嵓まで上がってきた時に、ちょうど柴安嵓にガスがかかり始めたのが残念ではありましたが、無事東北地方の最高峰で100名山の1つでもある燧ヶ岳に登ることができました。途中かなりバテはしたものの、楽しい2日間でした。ありがとうございました。   K.J OceanBlue

俎嵓から見た柴安嵓(撮影 K.J OceanBlue)

山小屋泊は初めてですが、長蔵小屋は歴史と趣のある建物でありながら、食事や風呂、トイレ等、設備もサービスも充実しており、想像した以上に快適に過ごすことが出来ました。燧ケ岳への歩程は、距離や標高差等、数値では言い表せないハードなものでしたが、その分、山頂に降り立った時の気分は、絶景は勿論のこと、東北地方最高峰の頂きに立ったという思いが感動を増幅させてくれました。日帰り登山では味わえない山の魅力を体験することが出来たのも、リーダーをはじめ、参加された皆さん全員のおかげです。ありがとうございました。  K.H 岳

    長蔵小屋の前で記念撮影(撮影 K.J OceanBlue)

豪華な夕食を食堂にて(撮影 K.J OceanBlue)

 

雨に濡れた木道を黙々と歩き続けると沼の畔の木立の中に長蔵小屋が現れた。40年ぶりの再会だった。昭和感あふれるその佇まいはどこか懐かしさがある。尾瀬の厳しい自然のなかでずっと耐えてきているのに、厳しさよりも穏やかな時の流れを感じさせてくれた。山頂付近で時おり吹いてくる風はわきあがった雲を頂きの方に連れてくる。風の乱れで白い世界に穴が開き視界が広がると尾瀬沼の先に日光の山々が見えてきた。遠くわき立つ雲から視線をはるか上に向けてみると澄み渡った夏の青空が広がっていた。空がこんなに青いと感じたのはほんとうに久しぶりだった。  I.Y いわな

 

尾瀬は私にとって憧れの地でした。尾瀬沼の木道を歩きニッコウキスゲを眺め、また予想外に快適だった山小屋、どれも心の琴線に触れるものばかりです。
2日目の燧ケ登山、岩場も多くぬかるみだらけでした。それでもやっと登った山頂、ここから望んだ尾瀬沼の絶景、自然の中にいるんだなぁ〰️としみじみと幸せを感じました。この2日間で皆さんとの親睦も深まり、体はヘトヘトでも心は満タンの尾瀬山を体験できました。  H.Y don

 

一日目・尾瀬大清水駐車場から一ノ瀬登山道をしばらく歩くと木道や階段を進み三平峠に着く、三平下に到着時に急な強い雨になり小屋までにわずか20分ほどでしたが雨具着用した。二日目・早朝に長蔵小屋を出発して長英新道に入り木道過ぎると登山道はぬかるみで足元に注意しながら歩く、徐々に標高が上がり急登を過ぎるとミノブチ岳(2234m)でホッと一息。山頂は天候に恵まれ高山植物やトンボも迎えてくれた、柴安嵓(2356m)や俎嵓(2346m)は360度の絶景で日光白根山や男体山そして上越方面は少し霞んでいた。山頂で昼食の予定でしたが体調不良者の方がいた為、下山の提案をして他の方には申し訳なく思いました。下山の三平峠過ぎた頃から雨になり、滑りやすい階段もありましたが怪我もなく一ノ瀬に無事到着、最終バスに間に合わなかったが皆さんとコミニューケーションをとりながら大清水駐車場に着く。ロングコースで御疲れの所、運転の方には大変お世話になりありがとうございました。   S.K 邦

ああああああああさざ波の尾瀬沼と燧ケ岳(撮影 S.K 邦)

歩行距離は 2 日間で 28km、累積標高差上り 1,618m、下りが 1,621m。天気の急変もあり決して楽なハイキングではありませんでしたが、本当に楽しい 2 日間を満喫いたしました。皆さん本当にありがとうございました。    T.S Mzee

 

やはり2日目の行程は大変でした。長丁場の道のりをそれぞれの方が頑張って燧ヶ岳へ登れて本当に良かったです。山頂から景色も見れて 花も楽しめて スケールの大きさはまさに“尾瀬”ですね。一ノ瀬休憩場16時半出発の最終電気自動車には乗れませんでしたが・・疲れているのに運転をしていただいたK.H 岳さん、I.Y いわなさん、ずっしりとした重さのロープを背負って先頭を歩いていただいたK.J OceanBlueさん、沢山のアドバイスをくださったS.K 邦さん、飽きないように唄を歌い続けてくれた人たちありがとうございました。皆さんの協力を頂いて 山行を無事に終えることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。   T.A aki

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