川越ハイキングクラブ・ビスターリ

天覧山(197m)~多峯主山(271m)~燧山(234m)~龍崖山(246m)

西部B鍋交流ハイクの予定でしたが新型コロナ感染防止にて中止となり、会では近場の天覧山から龍崖山ハイクに急遽変更いたしました。

天覧山山頂にて(撮影 S.Y Johm)

 

2020年11月15日(日)       天 候:晴れ      参加者:12名
交 通:
【往】JR川越発7:47→8:21東飯能着
【復】東飯能駅15:20→15:52 JR川越駅     
コースタイム:
JR東飯能駅8:40⇒天覧山9:25(休憩)9:40⇒多峯主山10:17・10:25⇒御嶽八幡神社10:45⇒ドレミファ橋11:20⇒八耳堂11:30⇒龍崖山12:00(昼食)12:40⇒龍崖山公園13:15(救急法青空講習会)14:10 ⇒東飯能駅14:55

 

<< 感想コメント >>

当日は晴天に恵まれて、上着がいらないくらいの暖かさの山行でした。紅葉も見ることができコロナで悶々としていた日常が少し癒されました。1日も早くマスクも外れて山行できる事を願いながら登りました。最後に、HMさんから山の標準装備の知識を教わり応急処置の実践などしていただきとても勉強になりました。ありがとうございました。ペットボトルの穴あきキャプや手袋まで用意していただき感謝です。 K.R インコ

 

天覧山~多峯主山は川越から近く、日帰り山行ができるので私にとりホームグラウンドの山と常々思っている、この2座に連なる龍崖山が新たに加わった。たかだか標高246mだが、独立した山で山頂は広く、展望も申し分のない山である。竹筒の望遠鏡?4本が設置されていて、覗くと1本ごと「武甲山」「天覚山」「顔振峠」「越上山」がよく見えた。この時期のまさに澄み渡った晴天が広がり、目で見る光景と竹筒から見る光景に感動した。下っていくと龍崖山公園があり、広い芝生と、幅広いコンクリート製の滑り台があり子供たちが楽しく遊んでいた。地元の憩いの場所なのだろう。その一角を借りて、H.Mさんの救急法講習会が実施された。腕や手にケガをした時の応急処置、ペットボトルを穴あきキャップに取り換えて傷口洗浄用の水に変身、身を守るツエルト、レスキューシートの選び方、使い方等丁寧に教えていただいた。安全登山では必ず身につけておかねばならないと感謝の講習会であった。  Y.T sora

 

竹筒を覗くと武甲山、天覚山、顔振峠、越上山が山のダイレクトに見える
(撮影  Y.E ヘラブナ)

 

アドベンチャーメディカルキットの使用方法(撮影  Y.E ヘラブナ)

 

ツエルトでビバークと防寒対策の実演(撮影 Y.E ヘラブナ)

 

日頃トレーニングを怠らない皆さんは物足りないコースと思いますが、日頃仕事にかこつけてトレーニングを怠け気味な私には丁度良いコースで天気も良く快適。HMさんの救急講習も大変参考になりました。近く仕事をリタイアし、少しでも皆様に迷惑をかけないようにと考えています。    S.T izunoyama

 

1月に行った能仁寺、天覧山登山口からのスタート、季節も景色も違って同じ山とは思えないほどでした。低山の三山登りは少し舐めていました。頂上間近では息があがってしまいました。高野箒(コウヤボウキ)をたくさん見つけ、指呼の間の距離を知り、最後に応急処置をレクチャーしてもらい今回も学びが沢山ありました。自分の荷物を改めて見直し、今後に活かしたいです。  U.T うっちゃん

サバイバルブランケット2人用 (撮影 Y.E ヘラブナ)

ペットボトルのふたに穴をあける・ニトリル手袋 (撮影 Y.E ヘラブナ)

 

能仁寺の脇道を登ると、赤、黄、緑のモミジの色彩が青空に引き立って一段と濃く鮮やかに映る。天覧山展望台に着くと少し暑さを感じるほどの陽気になった。多峯主山も龍崖山も飯能三山の一座、展望もいいが何より体に優しい。御嶽八幡神社に雨乞池は地味ながら地元の歴史と趣を感じる名所。龍崖山公園の陽だまりでHMさんから“山でのケガやトラブル応急処置”で身を守る知識を学び、秋の深まりゆく近郊低山ハイクを満喫した一日でした。   Y.E ヘラブナ

 

 御嶽八幡神社にて(撮影 S.Y Johm)

 

雨乞池にて(撮影 S.Y Johm)

傷口から出血(赤い絵の具使用)水で洗い流す(撮影  Y.E ヘラブナ)

手指で3分間圧迫して止血 (撮影 Y.E ヘラブナ)

天覧山(197m)~多峯主山(271m)~燧山(234m)~龍崖山(246m)。特別な体力は必要なく日常の散歩やウォーキングの延長線上といった感じですが、低山とはいえ自然の中に身を委ねることは標高の高さに関係なく気持ちいいものです。日本には14,000座の山があるらしいですが、短時間で4座も制覇出来る近場のお得感あふれるハイキングでした。青空登山教室「ビバーグを余儀なくされた時の装備、ツエルトやエマージェンシーシートが寒気や風雨から身を守る」「出血した場合の傷口の手当方法、真水や絆創膏の携帯、使い方」「靴底がはがれてしまった時の応急処置方法」等々、不測の事態に遭遇した時、知識や技術が有るか無いかで生死を分ける、とても為になる講義を分かりやすく教えていただきました。 K.H 岳

 

山頂付近の剥きだしの岩肌に祀られている羅漢像は、天覧山全体が麓にある能仁寺である事の証でもあるが、一体どんな人がどのような願いや想いを持ってこの位置に奉納したのだろうか。十六羅漢をあと少しで通り過ぎようとした時、頭上高く見上げる位置でしっかりとこちらを見据えている阿羅漢を前にしてその姿に見入ってしまった。苔むした石仏の表情はよく解らなかったがしばらく見ていると不思議な穏やかさが伝わってくるようだった。天覧山一帯の地質は約3億5千万年以上も前に海底で出来た後に隆起したと案内にあったが、ひと時の間悠久の時の重みに想いを馳せても数億年もの昔をイメージすることは到底出来そうになかった。天覧山の名前の由来や県下で最初の名勝地となった事を知り、また、小さな子供たちの手をひいて山道を歩くハイカーの多さに驚き感心したと同時に、この山が地域のシンボルであり、また明治以降令和の時代まで多くの人たちに愛されていることが理解できた。I.Y いわな

能仁寺、登山口の紅葉 (撮影 Y.E ヘラブナ )

水量が少ないのでドレミファ橋が渡れる(撮影 S.Y Johm)

 

龍崖山公園から龍崖山を望む(撮影 S.Y Johm)

 

 天覧山から地平線に都心のビル(撮影  Y.E ヘラブナ )

天覧山展望台から遠く富士山の頭 (撮影  Y.E ヘラブナ)

11月は晴れの日が多いというがこの日は正に澄み切った青空と涼風の下、久々に軽快なハイキングができた。天覧山から多峯主山を越え、入間川を渡ってかつてこの地方を治めたという大河原氏の居城跡といわれる龍崖山山頂から振り返った御嶽八幡宮は指呼の間であった。下山後の龍崖山公園でのHMさんの応急処置レクチャ一はこれまでの意識を大きく変えるものだった。HMさん今回不参加の皆さんにも是非実演お願いします。   S.Y Johm

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