川越ハイキングクラブ・ビスターリ

カバ岳~丸山(960m)

収穫したアケビと山栗を前に、丸山山頂にて (撮影 Y.T sora.)

 

2020年10月14日(水)   天 候: 曇り   参加者:  8名

交 通
【往】JR川越6:22→6:52東飯能(西武秩父線)7:15→7:47正丸駅
【復】芦ヶ久保駅16:16→16:57東飯能(JR)17:31→18:02川越駅

コースタイム
正丸駅8:05⇒山の神8:35⇒旧正丸峠9:25⇒サッキョ峠10:10 ⇒虚空蔵峠10:45 ⇒牛立
久保11:30⇒カバ岳12:10(先で昼食)12:55⇒大野峠13:10⇒パラグライダー発着13:15⇒
丸山13:45(休み)13:55⇒下山口(車道)15:15⇒芦ヶ久保駅15:50

 

<< 感想コメント >>

個人山行のお誘いを受けた時「アケビ狩り山行」と書いてあったので紅葉狩りのようにアケビを見つけながら歩くのかな?と思いました。正丸駅を降りて、少し歩いた川筋に早速アケビがいくつもなっていました。案の定とても手が届く場所ではありません。男性軍は昔取った杵柄でアケビを見つけるのが早く、採るのも上手で驚きました。今回は山栗も沢山落ちていて収穫できました。丸山山頂で収穫の記念写真をとりました。来年は、一つぐらいは自分で見つけてみたいと思いました。     T.A aki

 

自分の経験では10月半ばではアケビ採りには1か月位遅く、白い半透明の果肉は野鳥に食べられたか、もしくは熟しすぎて地面に落ちてしまっているだろうと思っていたが、登山口に入る前の民家脇の小さな沢沿いの藪に5~6個のアケビが、蔓にしっかりとぶら下がっているのを見つけた時には少々驚いた。カバ岳に向う途中でもいくつか見つけることができて、その都度みんなではしゃぎながら収穫を楽しんだ。日が差さない山中は、かなりひんやりとして肌寒く山道に沢山おちていた茶色のイガグリや、民家の生垣の満開の萩の花に本格的な秋を感じた山行だった。  I.Y いわな

 

穫1号のアケビ (撮影 Y.T sora.)

 

正丸駅を出て集落に入ると直ぐに川沿いにアケビが数個、垂れ下がっていた。最初のアケビは諦めて進んだが、途中で待望のアケビがあり、今度はTさん持参のナタを使いアケビをゲットする。正丸峠から先は沢山の栗殻が落ちていて驚く程でした。この栗の実はとても小さく「古くは縄文時代の食用とされる柴栗または山栗と呼ばれ現在栽培されている栗の原種」のようです。アケビと栗の収穫やパラグライダー滑走場からの見晴らしも良かった。紅葉が近い尾根歩きと岩場もある長いコースでしたが、アケビ取りもできて楽しい山行でした。   Y.E ヘラブナ

 

 

カバ岳にて (撮影 Y.T sora.)

 

4人で山談義、大野峠上パラグライダー滑走場で (撮影 Y.T sora.)

 

マムシ草の実 (撮影 Y.E ヘラブナ)

 

下山中、武甲山を眺める (撮影 Y.T sora.)

 

今回の山の楽しみの一つは「アケビ取り」である。昨年は同じコースを歩いてアケビは坊主だった。今年こそはと期待が膨らむ。旧正丸峠から尾根上を進み右は針葉樹林帯左は広葉樹林帯とはっきり植生が分かれている。アケビは広葉樹林帯の樹木に巻き付いて蔓の先端にアケビの実がぶら下がっている。20分も歩かないうちに、アケビを発見、その先でも発見し皆で歓声を上げる。点々と歩いては見つけの繰り返しで10個ほど収穫できた。山行計画書にはアケビ狩りと銘打って皆さんを誘った手前、取れなかったらどうしようと思っていた。皆さんの好意でアケビを持ち帰り、アケビの皮を炒め甘みそで合えて食した。苦みが多少あるが、みそとの相性がよくおいしくいただくことができた。果肉はフルーティーでこれも美味だった。ただ黒い小粒の種がかなり入っていて口の中が種だらけの印象であった。アケビの特性は実が熟すとぱかっと割れて、鳥が中の甘い果肉を食べ、種が糞と一緒に出ることで仲間を増やす仕組みがよく分かった。山栗もコース上に殻が沢山落ちていて、両手にいっぱいほど収穫した。山歩きもロングコースできつかったが、アケビと栗拾いがあったおかげで、楽しい山歩きとなった。また来年もぜひ企画したい。    Y.T sora.

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