川越ハイキングクラブ・ビスターリ

鹿沼・石裂山(おざくさん)(879m)

       石裂山山頂にて(撮影 T.M アキ)

 

2020年10月26日(月)    天 候:うす曇り   参加者: 6名

交 通: 自家用車利用(1台)
【往】ウエスタ川越6:30→川越IC(関越道、圏央道、東北道)鹿沼IC→8:40加蘇山神社駐車場【復】加蘇山神社駐車場14:30→鹿沼IC(東北道、圏央道、関越道、)川越IC→17:30川越駅
西口前

コースタイム
加蘇山神社駐車場9:00⇒休息所9:30⇒分岐9:35(周回コース)⇒千本かつら9:40
中ノ宮10:00⇒奥ノ宮10:25⇒東剣ノ峰11:10(休)11:30西剣ノ峰11:40⇒石裂山12:00(昼食)12:35⇒月山12:50⇒分岐13:55⇒加蘇山神社駐車場14:20

 

<< 感想コメント >>

山域は前日光に属する石裂山、標高は900mに満たない低山といえる山であるが、登りも下りも、鎖、はしごがいくつも架けられた山である。中級者向けコースといってよい。川越から車で行き、登山口の加蘇山神社駐車場まで2時間10分で到着。傍に歴史を感じる神社があり霊験あらたかな雰囲気で、鳥居には500年とも、800年ともいわれるご神木がそそり立っていた。いよいよ登山開始、歩いて1時間半ほどの「奥ノ宮」から梯子とくさりが登場、ホールドもスタンスも割としっかりしていて一歩一歩ゆっくりと注意深く行動すればさほどではない。だがだんだん山頂に近くなると岩山にかけられた長い梯子の連続で高度感もあり、慎重に気を緩めず進まないと危険だ。アップダウンの下りでは梯子と梯子の間に気を使った。体を梯子から離し足元が見えるように慎重に下りてゆく。東剣ノ峰を過ぎたあたりが最大の難所であった。野草のイワタバコやイワウチワを多く見かけ気持ちが安らぐ。次のピーク西剣ノ峰を過ぎ、3時間かけて石裂山山頂に到着した。展望は良くないがたどってきた道を振り返り昼休みを取った。山を下り、一つ目のピーク月山を過ぎ、急峻な道にかけられた鎖、はしごに気を使い、加蘇山神社に全員無事到着した。緊張感と達成感と安堵感とが入り混じった充実した体験であった。  Y.T sora.

 

縁結びの千本かつら・樹齢1000年、700年の2本(撮影 T.M アキ)

 

登りの鎖場の前で(撮影 T.M アキ)

 

今回の山行きはすごいのときつかった。山のほとんどが岩山で登るのも下るのも、クサリ、梯子、階段で私には今までない経験でした。でもこうした山も楽しいなあと思い無事に下山、運転されたTさんありがとうございました。とても楽しかったです。  K.K キヌ

 

 鎖場の連続(撮影 T.M アキ)

 

 

アルミ製のしっかりした梯子(↑2枚とも撮影 T.M アキ)

 

東剣ノ峰~西剣ノ峰の間の長い梯子(撮影 Y.T sora.)

 

石裂山は楽しい山でした。途中参道になっている為か太いスギが何本も有り、山頂に近づくにつれ長い長い梯子に鎖、スリルと緊張感。頂上でゆっくりランチ。下りは別のコースで急降下、 沢沿いの道は心地良い水音、なかなか良かった。    S.K アン

 

石裂山は信仰の山で登山口の加蘇山神社から中の院跡、奥の院へと続く山道はわずかに石畳が残っている参道で、樹齢500年を越える杉の巨木が立ち並び古道の様だった。想像していたより水量のある沢からの冷気が心地よく、中の院跡の東屋から見える小さな滝(龍ケ滝?)の周囲からも秋冷の透明な空気が感じられた。奥の院を過ぎ鎖や梯子が連続し、その間は杉や欅の根のすきまに足をかけて這い上がるような坂が何ヶ所もあり、紅葉の木々の隙間から見える澄んだ青空を見上げながら登って行った。石裂山からは連続する急な梯子を下り続け、その後急登を登り切った月山の山頂には社跡と小さな石の鳥居が残っていた。日光と併せて信仰の厚さと開山からの歴史を感じながら、再び岩と木の根の急な坂を鎖を頼りに下って行った。  I.Y いわな

 

 

下り鎖場でリーダーの安定した動きを拝見(撮影 Y.T sora.)

 

下り終えてほっとした所(撮影 Y.T sora.)

 

十数年ぶりの石裂山。悲しいかな前回の記憶薄し、何か所か記憶に残っていたがクサリが有った事だけがハッキリしていた。歩いてみるとクサリ、梯子のオンパレード、スリル満点の山旅でした。     T.M アキ

 

 

 

 

 

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